4月28日から5月2日にウィーンの Austria Center Viennaで行われたEGU General Assembly 2025に参加しました。EGU General Assemblyに参加するのは初めてです。
会場の入り口です。
ポスター発表の様子です。今回は、広帯域海底地震計を用いて解析した超低周波地震の結果を紹介しました。AGU Fall Meetingとは異なり、ポスター会場はいくつかの会場に分かれていました。日本人の発表は少なめでした。
ポスター会場に設置されていたパネルです。過去約200年間の地球規模の気温変化を示したグラフに、来場者が自由にメッセージを貼り付けられるボードになっていました。
会場近くの展望台から西側を望んでいます。奥に広がるのは市街地で、中央に見えるのがドナウ川の本流、手前に見えるのが新ドナウ川(Neue Donau)です。もっとも、これら2本の川はいずれも人工的に整備されたものです。もともとドナウ川は大きく蛇行しながら流れており、頻繁に洪水を引き起こしていました。そこで大規模な治水工事が行われ、現在のような直線的な流路が形成されました。
左側に見えるのがドナウ川の本流と新ドナウ川(Neue Donau)、右側に見えるのが旧ドナウ(Alte Donau)です。旧ドナウは、もともとのドナウ川の流路にあたります。
オーストリアの洪水浸水確率のホームページです。
https://hora.gv.at/#/chwrz:-/bgrau/a-/@48.23405,16.40595,13z
自然史博物館の展示です。地球内部の岩石に関する内容がサンプルとともに紹介されています。
鉱物の標本展示も非常に充実していました。こちらはハライト(岩塩)の標本です。
こちらは隕石衝突に関するパネル展示です。隕石に関する標本展示も非常に充実しており、見応えがありました。