2月13日、会議で東京に行ってきました。
行きの飛行機から撮影した伊豆大島と伊豆半島と富士山です。白波が立っています。
Ryukyu Seismology Lab
1月27~29日、沖永良部島へ地震観測点の点検に行きました。
風が非常に強く、場合によっては沖永良部ではなく徳之島に着陸するかも、という状況でしたが無事に沖永良部に着陸できました。
地震観測点です。特に問題はありませんでした。ただ、今回は地震観測点がシロアリの巣になっていました。カバーを開けると毎回びっくりします。
観測点の近くにある世の主の墓です。沖縄の影響を受けています。桜もちょうど満開でした。
そうはいっても北西側の海岸では昨年と同様に風が強く波も高かったです。海岸から離れていても塩水が飛んできます。
1月25日、沖縄気象台の2024年度防災気象講演会で講演を行いました。
会場の産業支援センターです。
一般向けの講演なので、自助を中心に話しました。ただし、沖縄の場合は他の都道府県と比べ、島嶼県であるがゆえに多くの困難を抱えているため、公助や事前の備えの重要性についても皆で考える必要があることも話しました。まずは県全体で被害を減らしておかないと、起こった後の対応をいくら考えていても非常に困難です。というより無理です。大規模災害が発生した後の状況が他の都道府県と比べて極めて悪くなる、ということを十分に理解できていない自治体が多いと考えています。
ニュースで取り上げられました。
1月17日、地震学実験で、名護市防災研修センターへ行き学生たちと研修を受けました。
入口です。
ちょうど30年前に兵庫県南部地震が発生した日でもあり、地震時の行動を確認する機会となりました。また、沖縄では11月に北部で水害が発生したこともあり、水害時の避難行動を確認するための訓練を実施しました。この訓練では、ドアを押して安全に避難できるかを検証し、数十センチの浸水があった車や家では、ドアを開けて脱出するのが困難であることを学びました。
火災時の煙避難体験では、火災発生時に姿勢を低くして避難することを体で覚えておく重要性を実感しました。実際にビルなどで火災に遭遇した場合、事前にこの動作を身につけていなければ、安全に避難するのは難しいと感じました。消火器訓練も、最初に何をするか、消せない場合はどうするかを確認しておくためにも、時々やっておいた方が良いと思います。
台湾と日本の共同観測により、北部琉球海溝から沖縄トラフに設置された海底地震計を用いて超低周波地震を調査した研究成果が、Earth, Planets and Space 誌に掲載されました。