沖永良部島へ地震観測点の修理に行きました

1月10~12日、沖永良部島へ地震観測点の修理に行きました。

沖永良部空港に着きました。

 

地震観測点です。約1年ぶりです。

 

結局不具合は直りません。

 

ということで、修理ができないまま島を離れます。

 

また近いうち行きます。

 

宮古島と下地島へ行きました。

12月5~6日、宮古島と下地島に行きました。

いきなりタイヤがパンクです。連絡して修理中です。写真では明るく写っていますが、すでに薄暗かったです。

宮古島観測点で地震観測装置の修理中です。6日はずっと雨風が強い状況でした。

下地島の帯岩です。付近で調査をしました。

通り池です。

 

沖縄トラフの地震活動の論文

 沖縄トラフと琉球弧でのb値に関する論文がEarth, Planets and Space 誌に掲載されました。沖縄トラフ中軸のb値は低くなく、琉球弧と同じ程度、という内容です。見かけ上b値が低く見えるのは、以下の2つが原因です。

①気象庁マグニチュードの問題

 気象庁の地震カタログでは、沖縄トラフで起こる地震はM4付近の地震が少ない特徴があります。これは気象庁でマグニチュードを決定するときに用いる式が、沖縄トラフ付近では適切ではないことに起因しています。誰か詳しい方に沖縄トラフで起こる地震に関してマグニチュードの式を修正していただきたいです。

②群発地震時に地震検知能力が一時的に悪化する

 多数の地震が短時間に発生すると、重なって記録された複数の地震を分離できず、その結果小さな地震を見落としてしまいます。この要因により地震検知能力が低下します。長期的には地震検知能力が高い地域であっても、群発地震によって短期間だけ検知能力が低下します。その影響を補正しておかないと、群発地震領域でのb値を小さく推定してしまいます。

 

Nakamura, M. Distribution of b-value in the central and southern Ryukyu: is the low b-value in the rift-axis of the Okinawa Trough accurate?. Earth Planets Space 74, 178 (2022). https://doi.org/10.1186/s40623-022-01739-7

 

沖縄市防災研修センターへ行きました。

11月11日、学生実験で沖縄市防災研修センターへ行きました。昨年度は1月に予約していましたが、コロナで実施不可能になったので、今年度は早めに行くことにしました。

振動台で、東北地方太平洋沖地震の揺れを体験しています。ただ、この振動台の特性(安全性を考慮?)から、短周期の揺れは抑えられているようです。周期0.5秒のローパスフィルタをかけた感じの揺れです。

あとは消火訓練をおこないました。いつどこで消火器を使うことになるかわかりません。一度練習しておきましょう。

多良間島で地震観測点の修理作業をおこないました。

11月8~10日、宮古島と多良間島に地震観測点の点検に行きました。今回はずっと雨です。

 

宮古島の観測点です。特に何もありません。

 

皆既月食中の月と星です。雲いっぱいの中、かろうじて見えました。

 

多良間島の観測点です。草ぼうぼうです。こちらでは地震計の交換です。ずっと雨が降る中の作業で大変です。

 

ガジュマルの木です。

 

帰りの飛行機です。ずっと雲の中です。