研究内容
南西諸島から台湾の地震活動、地殻変動、津波についていろいろ研究しています。最近では南西諸島で多く発生する様々なゆっくり地震(スロースリップイベント、超低周波地震、低周波地震)について研究を進めています。
これまでの研究
- 沖縄トラフでの海底地震観測
- 沖縄県の確率地震動地図
- GPSを用いた南西諸島の地殻変動解析
- 1771年八重山地震津波(明和の大津波)の波源域解明
- フランス人宣教師の記録をもとにした1858年の群発地震の発生場所の解明
- 海底地殻変動観測
- 津波堆積物調査
- 沖縄
- 台湾東部・蘭嶼島
- ゆっくり地震
研究法の内容
- 3年生
- 地震学・固体地球物理学に関する英語教科書をセミナー形式で読む。
- 地震データを用いた演習を行う。
4年生
- 卒業研究で実施する内容に関連する論文を用いた発表
卒業研究の内容
- 4年次から具体的な卒業研究に入ってもらいます。コンピュータを用いた解析が主です。研究の課題によっては、野外での観測作業もあります。
- 参考:過去の卒業研究内容
学生に一言
- 地震現象を勉強するには物理や数学が必要です。だから、物理学(力学、電磁気学)や物理数学の授業を取っておいたほうが良い
- 野外調査の好きな人、計算機の好きな人、どちらのタイプも大いに歓迎します