3月18日に行われた、島嶼防災研センター主催の能登半島地震報告会の様子が放送・新聞掲載されました。
Ryukyu Seismology Lab
2024年2月29日~3月3日、島嶼防災研究センターのメンバーと能登半島地震の調査に行きました。
沖縄県の地震対策および地震後の対応に関して、多くの点で考えさせられました。2か月経過した段階でも道路網のアクセスや、特に上下水道が回復していないことは重大です。建物被害もかなり大きいです。島嶼である沖縄県で地震災害が起こった場合、さらに状況が悪くなるだろうと考えられます。災害対策も早急に色々見直すべきです。にもかかわらず、沖縄県内でこの地震に対する反応がマスコミを含めて非常に鈍いのが心配です。2月の県議会の内容を見ても、質問する側される側、みんなあまり分かってない気がします。
地表地震断層(珠洲市若山町)です。水田の北側が隆起しています。
液状化で浮き出たマンホール(珠洲市)です。
輪島市街地です。火災に見舞われた場所です。
隆起した海水プール(輪島市)です。吹雪の中の撮影です。
隆起した鹿磯港(輪島市)です。港内の海底が隆起して露出しています。
1月23日、沖永良部へ地震観測点の点検に行きました。
地震観測点です。
訪れた時期は寒波襲来で非常に寒く、かつ波が非常に高かったです。船は欠航していました。