卒業式

3月19日、卒業式が行われました。

皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 

能登半島地震の調査

2024年2月29日~3月3日、島嶼防災研究センターのメンバーと能登半島地震の調査に行きました。

沖縄県の地震対策および地震後の対応に関して、多くの点で考えさせられました。2か月経過した段階でも道路網のアクセスや、特に上下水道が回復していないことは重大です。建物被害もかなり大きいです。島嶼である沖縄県で地震災害が起こった場合、さらに状況が悪くなるだろうと考えられます。災害対策も早急に色々見直すべきです。にもかかわらず、沖縄県内でこの地震に対する反応がマスコミを含めて非常に鈍いのが心配です。2月の県議会の内容を見ても、質問する側される側、みんなあまり分かってない気がします。

 

地表地震断層(珠洲市若山町)です。水田の北側が隆起しています。

 

液状化で浮き出たマンホール(珠洲市)です。

 

輪島市街地です。火災に見舞われた場所です。

 

隆起した海水プール(輪島市)です。吹雪の中の撮影です。

 

隆起した鹿磯港(輪島市)です。港内の海底が隆起して露出しています。

 

 

 

テレビ放送

2月1日、能登半島地震を受けて沖縄の地震について取材されたニュースが、RBCの夕方のニュースで放送されました。

能登半島はその地理的な特性から、災害発生時の対応が困難でした。救助活動や復旧作業には非常に時間がかかっています。同様に、島しょ地域である沖縄県でも、地震が発生した場合、能登半島以上に救助や復旧に時間がかかると予想されます。市民レベルでの準備も必要ですが、それ以上に、県や市町村が災害時の対応計画を事前に見直しておくことが重要です。

下のリンクから見ることができます。