2026年2月13日の地震

2026年2月13日6時48分、沖縄本島沖の琉球海溝付近でM5.5(速報値、その後5.6に修正)の地震が起こりました。

気象庁のCMT解(速報)では横ずれ型を示しています。CMT解での深さも25 kmとやや深く、この値から考えると沈み込むフィリピン海プレート内で起こった地震の可能性が高いです。

 

(補足)その後の気象庁の震源再決定結果では、震源の位置が速報値よりも西側になっています。震源の深さは48 kmと深いですが、これは深さ方法の決定精度が悪いためで、やはりCMT解で推定された深さが妥当ではないかと思います。位置はちょうど固着域可能性1の直下です。

(補足2)気象庁CMTが再決定されていたので修正しました。位置が少し南西側に移動しました。深さは32 kmです。固着域の直下というのは変わりません。

 

プレート間の固着域が直接動いた地震ではなさそうですが、すぐ直下で起こった地震の可能性があります。

なお、ここで示している固着域は、現在の観測データに基づいて推定されている範囲です。その北東側および南西側の状態については、観測データが十分でないため、現時点では明確にはわかっていません。

2月13日の地震のCMT解(気象庁速報)と琉球海溝の固着域(Tadokoro et al.,  2018)。赤丸は現在海底地殻変動観測を行っている場所。