名護市防災研修センターへ行ってきました

1月17日、地震学実験の授業で名護市にある防災研修センターへ行ってきました。

ビデオ上映のあと、消火訓練、浸水したドア、車からの脱出訓練、煙の立ちこめた部屋からの避難訓練、地震後の避難行動訓練をおこないました。

防災に関するパネルを見ています。

 

消火訓練です。果たして天ぷら油からの出火を消火器で消せるでしょうか。

 

浸水したドアを押し開けて外に出られるかどうかの訓練です。果たして何センチ水没すると出られなくなるでしょうか。

 

 

テレビ放送

2020年2月5日18:39のRBCニュースの特集の中で、1月18日の恩納村沖の地震と海底地殻変動観測に関するインタビューが取り上げられました。

AGU Fall Meeting 2019へ参加してきました!

12月9~13日、米国サンフランシスコでおこなわれたAGU fall meetingに参加しました。サンフランシスコで行われたのは3年ぶりです。

会場のMoscone Centerです。リニューアル工事が終わったMoscone Centerは、Moscone NorthとSouthが空中連絡路でつながっており、またSouthの玄関付近も内装が所々変わっていました。

 

月曜日の会場風景です。まだ天気が良かったころです。

 

ポスター会場です。中は以前と大きく変わっていません。

 

私のポスター発表です。中部琉球海溝では、超低周波地震が活動した後に近傍のフィリピン海プレート内で群発地震活動が活発化しています。そのメカニズムに関する話です。

 

今年は霧または雨の日が非常に多く、ホテルへの帰り道はいつも雨でした。また3年前と比べても、元々高いホテル代がさらに2割近く値上がりしていたため、会場近くのホテルへは高くて泊まれませんでした。バス(MUNI)の料金も9月に2.5ドルから3ドルに値上げしています。

太平洋津波博物館と太平洋津波警報センターを見学

今年も9月下旬から10月上旬にハワイ島・カウアイ島・オアフ島へ巡検に行きました。その中で津波に関する施設を見学しました。

太平洋津波博物館(Pacific Tsunami Museum)

ヒロの町の中にあります。飛行機からから見ると、ヒロの町では海岸から数十メートルは道路とオープンスペースになっており、博物館はそのオープンスペースに面する通りに立地しています。

博物館はハワイを襲った津波に関する展示が主です。また津波だけでなく、19世紀半ば以降のヒロの町の成り立ちを示した展示もあります。Loco Mocoで有名なCafe 100の由来に関する展示もありました。

年々少しずつ展示内容が更新されています。以前と比べて映像やコンピュータ(タブレット端末)を使った展示資料が多くなっています。

博物館の前は道路とオープンスペースです。ここに1946年以前は店が建ち並んでいました。1946年アリューシャン地震津波や1960年チリ地震津波と津波被害を繰り返し受けたため、海岸沿いの建物を移転させ、オープンスペースを作りました。

 

太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)

オアフ島のFord Islandにあります。ここは米軍基地内なので、事前に島の外で基地内に入るための手続きをおこないます。手続きには結構時間を要します。今回も色々起こりました。

手続き終了後、検問を通ってFord Island内に移動します。

津波警報センターが入っている建物です。NOAAの組織がいくつか入っています。

津波警報システムについての説明や、業務体制についての話を聞きました。

 

リンク

9月中旬は京都で行われた地震学会・地震工学会、そして仙台のスロー地震国際合同研究集会に参加しました。

鴨川です。

学会会場の一つである京都大学百周年時計台記念館です。

自分のポスター発表です。中部琉球海溝で起こる地震活動と超低周波地震活動が連動している話です。

来年は沖縄で学会がおこなわれます。

 

仙台へは久しぶりに新幹線で行きました。

スロー地震国際合同研究集会の会場である、東北大学片平さくらホールです。

ポスター発表です。

帰りは台風17号の影響で、各地で欠航が相次いでいました。沖縄便は無事飛んでいました。