太平洋津波博物館と太平洋津波警報センターを見学

今年も9月下旬から10月上旬にハワイ島・カウアイ島・オアフ島へ巡検に行きました。その中で津波に関する施設を見学しました。

太平洋津波博物館(Pacific Tsunami Museum)

ヒロの町の中にあります。飛行機からから見ると、ヒロの町では海岸から数十メートルは道路とオープンスペースになっており、博物館はそのオープンスペースに面する通りに立地しています。

博物館はハワイを襲った津波に関する展示が主です。また津波だけでなく、19世紀半ば以降のヒロの町の成り立ちを示した展示もあります。Loco Mocoで有名なCafe 100の由来に関する展示もありました。

年々少しずつ展示内容が更新されています。以前と比べて映像やコンピュータ(タブレット端末)を使った展示資料が多くなっています。

博物館の前は道路とオープンスペースです。ここに1946年以前は店が建ち並んでいました。1946年アリューシャン地震津波や1960年チリ地震津波と津波被害を繰り返し受けたため、海岸沿いの建物を移転させ、オープンスペースを作りました。

 

太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)

オアフ島のFord Islandにあります。ここは米軍基地内なので、事前に島の外で基地内に入るための手続きをおこないます。手続きには結構時間を要します。今回も色々起こりました。

手続き終了後、検問を通ってFord Island内に移動します。

津波警報センターが入っている建物です。NOAAの組織がいくつか入っています。

津波警報システムについての説明や、業務体制についての話を聞きました。