8月3日から5日、福岡市で行われたAOGS2026に参加しました。本当は7日まで参加する予定でしたが、沖縄に台風が接近中のため、早めに切り上げて沖縄に戻りました。
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波照間島へ地震観測点の点検に行きました
7月2日、波照間島へ地震観測点の点検に行きました。

波照間行きの高速船です。

地震観測点です。草に埋まっています。

地震観測点です。草を刈った後です。

波照間のビーチです。
与那国町で開催された「防災教育ワークショップ」で講演を行いました
6月26、27日に与那国町で「防災教育ワークショップ」を行いました。台風7号の影響で開催が危ぶまれましたが、無事予定通り実行できました。私は26日に講演(与那国島の地震・津波と防災教育)をおこない、翌27日の防災ジオツアーに参加しました。
「防災教育ワークショップ」開催のお知らせ

避難場所の久部良中学校に向かう道路の標識です。

祖納の避難場所を記した地図です。
与那国町観光協会【公式】の記事
島嶼防災研究センターでの記事
講演では、過去に与那国島を襲った地震・津波災害と、防災教育について話をしました。近年では、1966年に与那国島南西沖でマグニチュード7.8の地震が発生し、大きな被害が出ています。講演の際に聴衆の皆さんにお尋ねしたところ、この地震をご存じの方はあまり多くなく、その記憶が地域の中で薄れつつあることが印象的でした。
テレビ放送
6月9日、RBC琉球放送のニュースにおいて、6月8日にフィリピン南部で発生した地震に伴い発表された津波注意報について解説しました。
なぜ?解除までに時間がかかった「津波注意報」 地震・津波の研究者に聞いてみた
遠方で発生した津波は、伝播の途中で島々による反射を繰り返すため、波が複雑になり、津波が長時間続く傾向があります。今回の震源はフィリピン南部で、その周辺にはインドネシアの多くの島々があります。そのため津波は島々で反射を繰り返しながら太平洋側へ伝わり、第1波の後も津波が長時間継続する可能性があります。また、第1波よりも後に到達する波の方が大きくなる場合もあるため、注意報が解除されるまでは警戒を続けることが重要です。
JpGU-AGU2026に参加しました

5月24日から29日に千葉市幕張メッセでおこなわれたJpGU-AGU2026に参加しました。

ポスター会場です。口頭発表の会場もあります。

水曜日にポスター発表を行いました。沖永良部島の南東沖の群発地震に関する話です。VLFEの活動と関係がありそうです。
沖永良部の地震活動
2026年5月20日、M5.9の地震が沖永良部島の北側で起こりました。先週、地震観測点の更新に行ってきた矢先の出来事でした。データはうまくとれたでしょうか。
与論島で最大震度5強、沖縄本島でも震度2から3の揺れになりました。
そこで、過去どのような地震活動であったのか、この付近の過去の地震活動を見てみました。

1960年から2020年までのM5.0以上の地震分布をプロットしました。地震カタログにはISCカタログを用いています。対象領域は、27.5°N、128.5°Eを中心とする半径0.3度の円内です。星印が今回の震央です。24時間経過してみて、余震活動はあまり活発ではありません。
沖永良部島の北側では、M5.5以上の地震が多く発生していることが分かります。一方、島の西側では、M5.5未満の地震によるクラスターが見られます。このクラスターは、繰り返し地震が発生している領域に対応しています。

1960年以降のM5.0以上の地震について、時間―マグニチュード分布をプロットしました。1960年の地震はMS、それ以外はmbを使っています。M5.5以上の地震は、およそ10年ごとに複数個発生する傾向があるように見えます。具体的には、1984/08/29と1985/03/01、1995/01/15と1996/06/02、2007/04/21と2008/07/08、2014/10/22と2016/09/26です。
一方で、1980年以前の活動には、このような周期性が弱いように見えます。そのため、10年ごとの活動は見かけ上の周期性かもしれません。ただし、1967/04/13と1968/11/12のように、1.5年以内にM5.9とM5.8の地震が発生している事例もあり、短期間に同規模の地震が複数回発生する傾向は存在するように見えます。