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9月中旬は京都で行われた地震学会・地震工学会、そして仙台のスロー地震国際合同研究集会に参加しました。

鴨川です。

学会会場の一つである京都大学百周年時計台記念館です。

自分のポスター発表です。中部琉球海溝で起こる地震活動と超低周波地震活動が連動している話です。

来年は沖縄で学会がおこなわれます。

 

仙台へは久しぶりに新幹線で行きました。

スロー地震国際合同研究集会の会場である、東北大学片平さくらホールです。

ポスター発表です。

帰りは台風17号の影響で、各地で欠航が相次いでいました。沖縄便は無事飛んでいました。

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太平洋津波警報センターを見学しました。

9月25日から10月5日までおこなったハワイ巡検(琉大地学twitter)の中で、オアフ島にある太平洋津波警報センター(PTWC)と国際津波情報センター(ITIC)を訪問しました。

この2つの組織はパールハーバー内のFord Islandにあります。ここは米軍基地内のため、訪問するには事前に基地内立ち入り許可申請が必要です。それでも許可が下りるかどうかは不確実で、今年も訪問日直前に許可が下りました。

 

訪問する前に、Pass and ID centerで入域許可申請をします。立ち入る際の要求が年々厳しくなっています。今回は学生が多かったので手続きに1時間以上かかりました。

許可が下りた後、Ford Islandに渡ります。橋を渡ってしばらく走るとNOAA Daniel K. Inouye Regional Center の建物が見えてきます。PTWCとITICはこの中に入っています。

まずITICで、Laura博士から津波についての講義を受けました。訪問する直前に発生したインドネシアのスラベシ島でのM7.5地震で発生した津波被害について説明を受けました。

そのあと、PTWCで津波警報を出すシステムについてWeinstein博士から解説を受けました。PTWCでは世界各地に配置された地震観測網のデータを使って震源決定およびマグニチュードの決定を行い、それを基にした津波数値計算結果を使って津波情報(各地の津波高さ)を流します。仮想地震を用いて、津波情報を出すまでのプロセスを見せていただきました。