9月11日、沖縄タイムスに沖縄付近の地震観測に関する記事が掲載されました。
「沖縄近海 観測網いまだ」識者 整備必要性訴え
Ryukyu Seismology Lab
9月11日、沖縄タイムスに沖縄付近の地震観測に関する記事が掲載されました。
「沖縄近海 観測網いまだ」識者 整備必要性訴え
9月中旬は京都で行われた地震学会・地震工学会、そして仙台のスロー地震国際合同研究集会に参加しました。
鴨川です。
学会会場の一つである京都大学百周年時計台記念館です。
自分のポスター発表です。中部琉球海溝で起こる地震活動と超低周波地震活動が連動している話です。
来年は沖縄で学会がおこなわれます。
2020年度秋季大会は沖縄県那覇市で開催される予定です. https://t.co/NWSYex3lbA
— 日本地震学会秋季大会 (@SSJ_FM) September 20, 2019
仙台へは久しぶりに新幹線で行きました。
スロー地震国際合同研究集会の会場である、東北大学片平さくらホールです。
ポスター発表です。
帰りは台風17号の影響で、各地で欠航が相次いでいました。沖縄便は無事飛んでいました。
9月、沖縄島の南東沖の琉球海溝付近へ、沖縄県水産海洋技術センターの図南丸で名古屋大のグループと海底地殻変動観測に行ってきました。
図南丸です。
船内で観測中です。今回はずっと屋内だったので、ずっとこのような感じでした。
海は穏やかで、観測中このような感じでした。
7月から8月にかけて、沖縄本島内でマイクロアトールの調査を行いました。
マイクロアトールがあちこちに分布しています。まだ海水中ですが、干潮時になると分布がよく分かります。
測量中です。
6月中旬、台湾の研究船Legend(勵進)に乗り、基隆港から南西諸島近辺に設置した広帯域海底地震計を回収しに出かけました。
Legend(勵進)です。
基隆港を出発します。
広帯域海底地震計の回収作業です。現地到着後、船から信号を出してしばらくすると、こんな感じで浮上してきます。これを、
回収します。
夜間、暗い中、船の前方に浮上したはずの海底地震計を探します。向こうがうっすら明るいのは月明かりです。
夜間の海底地震計回収作業です。
台湾のテレビの取材チームが乗船していました。船内で取材中の様子です。
船の一日の献立です。炒め物がメインです。日を追う毎にデザートのフルーツが熟してきて美味しかったです。
食事はセルフサービスです。スイカが余っています。
2019年5月26日から30日に千葉市幕張の幕張メッセでおこなわれたJpGU2019に参加しました。
ポスター会場はこんな感じです。
今年はやたら暑く、かりゆしウェアでちょうどよかったです。
今年、研究室からの発表はM1の屋嘉部君の発表と、私の発表3つでした。
屋嘉部君は海底地震計を使って中部琉球海溝での自然地震活動を調べた結果の報告です。
私の発表は3つあり、一つは台湾の活断層を地中レーダで調べたものです。
もう二つは大地震の表面波で誘発された低周波地震についての結果と琉球海溝で起こった超低周波地震後に発生した普通の地震の群発地震活動についての解析結果です。誘発低周波地震は昨年度卒業した金城さんの修論内容です。2つ同時の発表は疲れました。
学会中に、中村研卒業生を含め、他の地学系卒業生が集まって飲み会が行われました。写真は中村研在籍生と卒業生です。