10月31~11月2日、横浜で行われた日本地震学会秋季大会に参加しました。
ポスター発表です。周辺がまだポスターを貼っていない時間に撮影しています。沖縄で過去に起こった変な地震活動の原因がわかってきたかもしれません。やはりスロー地震の研究は大事です。
中華街です。
津波避難用の掲示板です。平坦なところなので、近くの高いビルに避難することになります。高台への方向も示してあります。水路が多く、観光客にとっては高台への最短コースがわかりにくいのでありがたいです。
Ryukyu Seismology Lab
2023年10月24日、波照間島へ地震観測点の修理に行きました。今年3回目です。
途中、池間島と宮古島北部がきれいに見えました。
24日朝、波照間島行の船で移動中、与那国島近傍でM5.9の地震がありました。石垣島でも震度2でした。でも船の中なので揺れは感じませんでした。
波照間島の地震観測点です。8月に来ましたが、2か月で草ぼうぼうです。まずは草刈りです。
今回最初から最後まで色々想定外のトラブル続きでほとんど写真がありません。帰りの船の写真を載せておきます。とりあえず、波照間島から車のバッテリーを送るのは非常に大変です。
いちおう、地震観測点は無事復旧しました。
2023年10月16日19時42分、宮古島近海でM6.0の地震が起こりました。
気象庁の速報震源によると、震源の深さは40 kmです。ただし、この地域は陸上の地震観測点から離れているため、深さの精度は低いと言えます。一方で、気象庁のCMT解析では深さが16 km、NIED F-netのCMT解析では8 kmと報告されています。CMT解析による深さを採用すれば、この地震の震源は浅く、地殻内で発生したと推定されます。
沖縄本島から石垣島の間では、島弧を北西―南東方向に切る正断層、いわゆる「同切り断層」が発達しています。震央付近にも北東傾斜の断層があります。震央の位置が正しいとすると、今回の地震はこの断層の一部が動いた可能性があります。
10月16日M6.0の地震のCMT解(F-net、ダブルカップル成分のみ)と、震央周辺にある同切り断層(新編日本の活断層より)の分布。
9月20日、宮古島へ地震計の修理に行きました。最近地震計のトラブルが多いです。
観測点です。
東平安名岬です。
9月13~15日、東京大学で行われたInternational Joint Workshop on Slow-to-Fast Earthquakes 2023に参加しました。スロー地震や巨大地震に関する国際研究集会です。
南西諸島の超低周波地震に関するポスター発表を行いました。