AGU Fall Meeting 2017へ参加してきました!

AGU Fall Meeting 2017へ参加してきました!

アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズで行われました。普段は、AGUはカリフォルニア州サンフランシスコで開催されるのですが、会場となっているMoscone Centerが改修工事の為、異例のニューオーリンズでの開催となりました。

写真は、ダウンタウン ニューオーリンズの様子。 街中にはクリスマス仕様に飾られた路面電車や建物があり、非常にワクワクさせられました。

12月11日から15日までの5日間行われました。世界各国から集まった地球科学系学者の参加者数はおおよそ22000人にものぼり、非常に大規模な会合となりました。

 

ポスター会場の様子

学会会場での発表は、口頭発表とポスター発表の2種類があります。

 

日毎にそれぞれの分野の発表が行われます。

例えば、1日目は岩石学(Mineralogy)、2日目は構造地質学(Structural Geology)、3日目は水文学(Hydrology)など。

 

私たち中村地震研究室からは、中村先生と私(金城)がスロー地震学セッションでのポスター発表を行いました。

スロー地震学の発表は、学会4日目でしたので、午前8時から午後6時までの間、指定されたボードへ自身のポスターを貼りました。

時たま自分のポスターの場所へ戻り、読みに来てくれた方に説明をしたり質問に答えたりしました。(上手く説明できるか質問に答えられるのか不安で緊張した時間でした…)

 

中村先生は、

「Seasonal variation in tidal response of very low frequency earthquakes in the Ryukyu Trench」というタイトルで発表を行いました。(下写真)

 

私は、「Low Frequency Earthquake Along the Ryukyu Islands Triggered by Teleseismic Earthquakes」のタイトルで発表を行いました。

ポスター前にお越しいただいた方に説明をしたり質問に答えたりします。

沖縄の地理的要因からくる波形解析や震源決定の難しさを伝えると驚かれる参加者もいらっしゃいました。また、同じ琉球海溝の地震について調べている他の国からの参加者とも意見交換をする機会がありました。

こういった機会は、国内だけの学会ではあまりないので、国際学会ならではの非常に貴重な体験になりました。

 

鳥もトリこにする学会発表

 

 

発表が終わり。。。。(疲れた〜)

会場近くのレストランへ行きました。中村先生は、なにやら凄くリッチそうな分厚いお肉を、赤ワインと一緒にいただいていました。私は、白身魚のリゾット(辛め)とそれに合う白ワインをお店の方に選んで頂きました。美味しかった〜

 

ちなみに、 同じ琉球大地学系の相澤さんも今学会へ参加されており、お昼や夕飯を共にしました。

ベトナム料理のフォーやピザ会(写真下)、など。

作りたてのピザはとても美味しく大満足だったのですが、外テーブルでの食事だったのでとても寒かったです(12、3度ぐらい!)。でも美味しい料理のおかげで会話はたいへん盛り上がり、心は暖かくなりました。

会場に設置されたランチブースにてタコスをいただきました。(写真左上)

アメリカンブランチを体験中の中村先生(写真右上)

 

波形(微動)っぽいAGU公式シャツをゲット。いいお土産になりました。

 

最後に、「オリンピック選手のように、ポスターを国旗に見立てて写真取りたいです!」という、ただただやりたかっただけでしょ?という私の趣旨不明なわがままに付き合ってもらったときの写真を載せます。嬉しそうな私と、「何なんだこれ」を連発する中村先生とのツーショット

(左 ダラス国際空港内の巨大ツリー)( 右 羽田空港から。夕焼けの中に富士山のシルエットが浮かんでいます。)

それでは、Happy Holidays… 😉