(改訂2006.9.14)
防災科学技術研究所のCMT解およびUSGSでは震源の深さは35kmとなっています。
喜界島と奄美大島で震度3が記録されています(図2)。
沈み込んだフィリピン海プレートとユーラシアプレートの間で発生した逆断層型地震です(図3)。
この地震の近くでは2006年8月13日にM5.7の地震、2005年12月4日にM6.1の地震が起こっています。
深さ(km) | マグニチュード | |
---|---|---|
気象庁(速報) | 55 | 5.4 |
防災科学技術研究所 CMT解 |
35 | 5.5(Mw) |
USGS | 35 | 5.5 |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。
(図2)震度分布。気象庁・地方公共団体のデータを使用
(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。