宮古島南方の地震(2005年11月29日、M4.8)

 2005年11月29日、宮古島南方でM4.8の地震が起こりました(図1)。深さは55km(気象庁)です。

防災科学技術研究所のCMT解決定時に最適であった深さは5kmであることから、震源は浅かった可能性があります。

沈み込むフィリピン海プレート内で発生した地震と見られます。

この付近では2005年5月4日にM4.8の地震が発生しています。同じくプレート内で発生した地震です。




(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。


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