防災科学技術研究所のCMT解決定時に最適であった深さは5kmであることから、震源は浅かった可能性があります。
沈み込むフィリピン海プレート内で発生した地震と見られます。
この付近では2005年5月4日にM4.8の地震が発生しています。同じくプレート内で発生した地震です。
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。
(図2)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。