宮古島南東沖の地震(2005年5月4日、M4.8)

 2005年5月4日、宮古島南東沖でM4.8の地震が起こりました(図1)。深さは気象庁によると79kmとなっていますが、防災科学技術研究所によるCMT解決定時の深さでは17kmと浅いところに決まっています。

 地震のメカニズム解は、北西−南東圧縮、北東−南西拡張の横ずれ型を示しています。



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。黄色い線は琉球海溝を示す。



(図2)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M4以上)。本震のメカニズム解はUSGS NEICによるものを使用。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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