沖縄本島北部で震度1が観測されています(図2)。
低角逆断層型のメカニズム解(図3)であることから、沈み込むフィリピン海プレートとユーラシアプレートの間で発生した地震と見られます。
この地震の震源付近では、約1年前の2004年7月22日にM6.3の地震が発生しています。
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。黄色い線は琉球海溝を示す。
(図2)各地の震度。
(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。