メカニズム解は北西−南東方向に拡張する正断層を示しています(図2)。フィリピン海プレート内の浅部にある正断層が動いたものと見られます。
この震源の周辺では、2004年7月22日にM6.3の地震が、2004年9月25日にM5.5の地震が発生しています(図3)。
(図1) 震源付近の地震分布。1997年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。黄色い線は琉球海溝を示す。
(図2)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。本震のメカニズム解はUSGS NEICによるものを使用。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。
(図3)