波照間島南方沖の地震(2010年2月7日、M6.6)

 2010年2月7日、波照間島南方沖でM6.6(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

 深さは10km(気象庁暫定)です。津波注意報が発令されました。

八重山諸島広い範囲で震度3,台湾でもで最大震度3です。

 フィリピン海プレート内で発生した、横ずれ断層型の地震の可能性が高いと見られます(図3)。

この地点では、2009年8月17日にもM6.7の地震が起こっています。これも今回と同じ走向傾斜の横ずれ型地震でした。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 10 6.6
USGS 16 6.4
防災科学技術研究所
F-net
35 6.4



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2009年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。


(図3)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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