台湾東部の地震(2009年12月19日、M6.4)

 2009年10月4日、台湾東部でM6.4(USGS)の地震が起こりました(図1)。

深さは45km(USGS)です。台湾中央気象局では深さ45.9kmとなっています。

 台湾東部の花蓮付近で震度5以上が記録されています(図2)。与那国島、西表島でも震度3が記録されています。

 圧縮軸が西北西−東南東方向の逆断層型です。同じ地域で10月4日に発生した地震と似ています。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 32 6.7
USGS 45 6.4
台湾中央気象局 45.9 6.8
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
41 6.26



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。台湾での震度計測は日本のものと異なるため、震源付近で震度7という大きな値が出ています。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網とUSGSの結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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