台湾東部の地震(2009年10月4日、M6.0)

 2009年10月4日、台湾東部でM6.0(USGS)の地震が起こりました(図1)。

深さは27km(USGS)です。台湾中央気象局では深さ15.3kmとなっています。

 台湾東部の花蓮付近で震度5が記録されています(図2)。与那国島、西表島でも震度2が記録されています。

 圧縮軸が西北西−東南東方向の逆断層型です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 74 6.3
USGS 27 6.0
台湾中央気象局 15.3 6.3
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
17 5.7



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網とNEIC:USGSの結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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