久米島で震度3が記録されています(図2)。
北西−南東方向に拡張軸を持つ横ずれ断層型の地震です(図3)。8月7日の地震の震源と1週間前に発生した8月1日の地震は、ほぼ同じ位置です。これらは沖縄トラフ中軸の活断層が集中している場所で起こっています(図4)。
深さ(km) | マグニチュード | |
---|---|---|
気象庁 |
6 |
6.3 |
USGS | 26 | 5.9 |
防災科学技術研究所 F^-net |
5 | 5.9 |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2006年まで、M4.0以上(気象庁による)。。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。
(図2)震度分布。気象庁のデータを使用。
(図3)地震のメカニズム解。過去のメカニズム解は防災科学技術研究所F-netによる(2000年以降、M3以上)。。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震のみを表示している。
(図4)沖縄トラフ内の地震活動。深さ50kmより浅いものを表示している。太線は海底活断層を示す。