台湾東部の地震(2006年8月12日、M5.2)

 2006年8月12日、台湾東部でM5.2の地震が起こりました(図1)。深さは35km(USGS)です。

台湾東部ので台東で最大震度3が記録されています(図2)。

東西方向に圧縮軸を持つ逆断層型地震です(図3)。フィリピン海プレートが台湾東部でユーラシアプレートに衝突しているところで発生しています。

この場所では2006年4月16日にM5.8の地震が発生しています。


  深さ(km) マグニチュード
気象庁 85 5.2
台湾中央気象局 10.3 5.7
USGS 35 5.3



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。


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