種子島南東沖の地震(2006年5月23日、M5.0)

 2006年5月23日、種子島の南東沖でM5.0の地震が起こりました(図1)。深さは32km(気象庁)です。

 鹿児島県鹿屋市で震度1が記録されています(図2)。

 ユーラシアプレート内と沈み込んだフィリピン海プレートの境界、またはフィリピン海プレート内で発生した逆断層型の地震です(図3)。

この震源の南では、2005年12月4日にM6.1の地震が発生しています。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 32 5.0
USGS 38.2 4.9





(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。気象庁・地方公共団体のデータを使用


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ40kmより浅い地震を表示している。


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