沖縄本島南部の地震(2006年3月10日、M4.1)

 2006年3月10日、沖縄本島南部でM4.1の地震が起こりました(図1)。深さは46km(気象庁)です。

沖縄本島南部で最大震度2が記録されています(図2)。

深さがやや深いことから、沈み込んだフィリピン海プレート内で発生した地震と見られます。地震のメカニズム解は、北西−南東方向に拡張軸を持つ横ずれ型断層を示しています。




(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)震度分布。気象庁および地方公共団体のデータを使用


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ40kmより深い地震を表示している。


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