東シナ海のやや深発地震(2006年1月9日、M4.9)

 2006年1月9日、宮古島の北方、東シナ海でM4.9の地震が起こりました(図1)。深さは196km(気象庁)です。

沈み込んだフィリピン海プレート内で発生した地震です(図2、図3)。

この震源の約60km東方では、2005年9月20日にM5.1の地震が発生しています。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 196 4.9
USGS 221 5.0




(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図2)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより深い地震を表示している。


(図3) 模式図。黒丸は地震の震源、×は今回の地震の震源をそれぞれ示している。


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