しかし他の機関による震源は浅いことから、この地震の震源は浅かったと見られます。
台湾南東沖の蘭嶼島で最大震度4が記録されています(図2)。
フィリピン海プレート内で発生した正断層型の地震です(図3)。
深さ(km) | マグニチュード | 備考 | |
---|---|---|---|
気象庁 | 92 | 4.9 | |
防災科学技術研究所 | 8 | 5.0 | CMT決定時の解 |
USGS | 10 | 5.1 | |
台湾中央気象局 | 12.7 | 4.9 |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。
(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用
(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより浅い地震を表示している。