台湾北東部で最大震度3が記録されています(図2)。
沈み込むフィリピン海プレート内で発生した地震です。沈み込んだプレートの傾斜方向に拡張軸を、プレートの走向方向に圧縮軸をそれぞれ持つメカニズム解です(図3)。
深さ(km) | マグニチュード | |
---|---|---|
気象庁 | 70 | 4.9 |
台湾中央気象局 | 64.3 | 5.7 |
USGS | 81.8 | 4.9 |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。
(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用
(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより深い地震を表示している。