宮古島北沖の地震(2005年9月6日、M5.1)

 2005年9月6日、宮古島北沖の深さ130km(気象庁)でM5.1の地震が起こりました(図1)。

 沈み込むフィリピン海プレート内で発生した地震です。

  宮古・八重山諸島で震度1が観測されています(図2)。

 図3に、沈み込むフィリピン海プレート内で発生した地震のメカニズム解を示しています。この地震の起こった付近では、プレートの沈み込む方向(北西・下向き)に圧縮軸を持つメカニズム解が多くなっています。




(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。黄色い線は琉球海溝を示す。



(図2)2005年8月1日から8月30日に発生した地震の分布。黒楕円で囲った場所が、このM4.8の地震を含む群発地震活動。


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M4以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ50kmより深い地震を表示している。


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