この付近では2004年7月22日にM6.3の地震が発生しています(図2)。
地震のメカニズム解は逆断層型です(図3)。ユーラシアプレートと沈み込むフィリピン海プレートの間、またはフィリピン海プレート内部で発生した地震であると見られます。
表1:各機関による深さとマグニチュード
深さ(km) | マグニチュード | |
---|---|---|
気象庁 | 51 | 5.4 (気象庁マグニチュード) |
USGS | 27.8 | 5.3 (mb) |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。黄色い線は琉球海溝を示す。
(図2) 今回の地震と2004年7月22日の地震との位置関係
(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M4以上)。深さ30kmより浅い地震だけをプロットしている。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。