奄美大島北東沖の地震(2004年12月29日、M5.8)

 2004年12月29日、奄美大島北東沖でM5.8の地震が起こりました(図1)。深さは20km(気象庁)です。

 最大震度1が観測されました(図2)。

 メカニズム解は低角逆断層を示している(図3)ことから、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの間で発生したプレート間地震であると考えられます。




(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2004年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。黄色い線は琉球海溝を示す。



(図2) 震度分布。気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M4以上)。本震のメカニズム解はUSGSによるものを使用。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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