奄美大島沖の地震(2003年7月10日、M4.9)
2003年7月10日2時15分(日本時間)、奄美大島沖でM4.9(気象庁速報)の地震が
起こりました(図1)。深さは60kmです。
図2のメカニズム解と地震の深さから考えると、
沈み込んだフィリピン海プレート内で起こった地震
であると思われます。
この地震では、奄美大島や中之島で震度3が記録されています(図3)。
(図1)
震源付近の地震分布。1964年から2002年まで、M4.0以上。
丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
(図2)
メカニズム解は防災科学技術研究所のCMT解を使用している。
(図3)
7月10日の地震の震度分布。
(図3)
沈み込むフィリピン海プレートと震源。
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