沖縄の歴史地震

西暦
(和暦)
震源地 地域 マグニチュード 主な被害(球?-??は球陽・巻-通し番号を示す)
緯度経度深さ
1625
寛永2年
    石垣島   石垣島桴海村津波に襲われ全村流潰(八重山島年来記)
1664
寛文4年
27.9128.3  沖縄鳥島   付近の海底より噴火。津波を伴う。死者1人(球6-352)
1665.3
寛文5年
    沖縄本島   地震甚だ大にして山岳尽く響く(球6-355)
1667
寛文7年
      宮古島   宮古島で大地震。干田1210坪が約3尺沈下して水田となる。(球6-409)
1667
寛文7年
      石垣島   石垣島で大地震。島の所々が崩れる。
大川村の井戸に女性埋まる(八重山島年来記)。
1686.5
貞亨3年
    宮古島   石垣が崩れる。
1687.10.20
貞亨4年
13.2s76.5w30 ペルーCallao沖 9.0 (NOAA) 午前2時、与那覇城郡の海岸で潮位異常。(球8-542)
1696.6.1
元禄9年
    宮古島   宮古島で大地震。(球8-606)
1706
寛永3年
    宮古島   宮古島で大地震。死者あり。
1714
正徳4年
    石垣島   黒島村迎里に津波襲来?。幼児1名死亡(八重山島年来記)。
1760.5.15
宝暦10年
    沖縄本島   首里城周辺で倒壊。(球15-1201)
1768.7.22
明和5年
26.2?127.5?  沖縄本島南西沖  7.5〜8.0? 王城、寺、王陵、極楽陵の石垣 崩れる。
慶良間島内の座間味・阿佐で津波被害。(球15-1248)
1771.4.24
明和8年
24.0124.3  八重山・宮古諸島
(八重山地震津波)
7.4(理科年表)
8.5(津波より推定)
八重山諸島と宮古諸島で津波被害。
津波による死者12000人 (球16-1286)
1771.8.30
明和8年
    石垣島   八重山島南風原、仲間村で地震。地鳴り、湧水。(球16-1288)
 1791.5.13
寛政3年
      沖縄本島付近 8.0〜8.2?  津波。那覇、渡久地で1.5〜2m
与那原で11m
1836.4.22
天保7年
    宮古島   数十回の地震。7日の地震で宮古島の石垣が崩れる。
1842.4.16
天保13年
    宮古島   宮古島で数十回の地震。石塀崩れる。 (球21-1804)
1858.9
安政5年
    沖縄本島   8月から12月まで度々地震。 (球22-2038)
1868.8.13
慶応4年
18.3s70.6w  チリ北部Arica沖 9.5 (NOAA) 那覇港で異常潮位 (球22-2210)
1868
明治1年
    宮古島   石垣が崩れる。
1882
明治15年
    沖縄本島周辺   那覇・首里で石垣が崩れる。
1898.9.1
明治31年
24.5124.75  多良間島沖 7 宮古、石垣島で家屋半壊2、
山崩れ、石垣の倒壊。
1909.8.29
明治42年
26128  沖縄本島東方沖 6.2 死者2、負傷者13、家屋全半壊106
1910.7.24
明治43年
    台湾東方沖   石垣島で強震、大小の被害あり
1911.6.15
明治44年
28.0130.0やや深い 喜界島近海 8.0 那覇で石垣崩壊496ヶ所。死者1名、負傷者11名。
全壊1
1915.1.6
大正4年
25.1123.3150 石垣島北方沖 7.4 石垣島で石垣崩壊105ヶ所
1920.6.5
大正9年
23.81   122.08  35 台湾東方沖  7.7(Mw)   
1926.6.29
昭和元年
27.3126.8130km 沖縄島北西沖 7.5 那覇で震度4、石垣崩壊多数。
1938.6.10
昭和13年
25.3125.240km 宮古島北北西沖 7.2(気象庁)
7.7(Ms)
宮古島平良港へ1.5mの津波。
地震動による死者2。
1947.9.27
昭和22年
24.7123.295km 石垣島北西沖 7.4 石垣島で死者1、西表島で死者4。
石垣崩壊。
1958.3.11
昭和33年
24.6124.377km 石垣島北東沖 7.2 石垣島で死者1、宮古島で死者1。
家屋破損、ブロック塀倒壊。
1960.5.23
昭和35年
38.0s73.5w浅い チリ沖(チリ地震) 9.5 沖縄本島中北部、石垣島、宮古島 に津波襲来。
死者3。家屋全壊28、半壊109、床上浸水602、床下浸水813
1966.3.13
昭和41年
24.2122.642km 台湾東方沖 7.8(気象庁)
7.5(Mw)
与那国島で死者2、家屋全壊1。

参考文献

○球陽研究会編、球陽(読み下し編)、角川書店
○宇佐美龍夫、日本被害地震総覧、東京大学出版会
○加藤・森、地震2,vol.48,pp.463-468 (1996).
○石垣市史業書、八重山島年代記、石垣市


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