気象庁の地震計でも、それに該当すると思われる時間に振動波形が記録されています(図1、図3)。
振動が空中音波であると仮定して震源決定を行ったところ、久米島北方の鳥島付近に位置が決まりました(図2)。発震時は10時29分34秒と10時30分06秒です。
鳥島を震央とする空中音波振動は過去にも記録されています(図4)。
(図1)気象庁の地震計で記録された波形。波形の始まりの時刻・最大振幅は観測点ごとに異なる。
(図2) ★は爆発音の震央位置。
(図3)今回(2014年5月21日)の記録。
(図4)2013年3月21日の記録。音波源の位置は鳥島。