台湾東部沖の地震(2012年04月09日、M5.8)

 2012年04月09日、台湾東部沖・与那国島南西沖でM5.8(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

 深さは24km(気象庁)です。

 低角逆断層型の地震です。沈み込むフィリピン海プレートの上面で発生した地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 24 5.8
 防災科学技術研究所 29 5.5
USGS 24.4 5.4
台湾中央気象局 10 5.5
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
26 5.0



(図1)  震源付近の地震分布。1973年から2009年まで、M4.5以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所の結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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