渡嘉敷村と座間味村で震度3が観測されています。
深さは48km(気象庁)です。しかしCMT解での深さは20〜27.8kmとやや浅く決まっています。
北東−南西走向の正断層型の地震です。この付近で屈折法探査結果から推定したプレート上面の深さが約15kmなので、この数字から判断すると、沈み込んだフィリピン海プレート内部で発生した地震と見られます。
深さ(km) | マグニチュード | |
---|---|---|
気象庁 | 48 | 5.6 |
防災科学技術研究所 F-net |
20 | 5.4 |
USGS | 18.6 | 5.6 |
GCMT | 27.8 | 5.4 |
(図1) 震源付近の地震分布。2002年から2010年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。
☆は本震の震央を示す。
(図2)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。