多良間島南方沖の地震(2011年10月17日、M5.0)

 2011年10月17日、多良間島南方沖でM5.0(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

 深さは40km(気象庁)ですが、USGSによると深さは10kmとなっています。

琉球海溝より南側で発生した、沈み込む前のフィリピン海プレート内で発生した横ずれ断層型の地震です(図2)。この地震の南東側では1998年5月4日にM7.7の地震が発生しています。この地震も横ずれ断層型の地震でした。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 43 5.0
USGS 10 5.0
防災科学技術研究所
F-net
41 5.2



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2010年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所)。深さ40kmより浅い地震を表示。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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