石垣島北方沖の地震(2011年7月13日、M5.1)

 2011年7月13日、石垣島北方沖でM5.1(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

 深さは116km(気象庁)です。

震度は八重山諸島で震度2,台湾東部でも震度1でした。与那国島では無感でした。

沈み込んだフィリピン海プレート内で発生した逆断層型の地震です(図3)。付近では4月16日にもM5.8の地震が発生しています

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 116 5.1
USGS 109 5.2
防災科学技術研究所
F-net
110 5.2



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2010年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2) 震度分布。(図2)震度分布。気象庁、地方自治体震度計データおよび台湾中央気象局のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


[戻る]