台湾東部の地震(2010年11月21日、M5.9)

 2010年11月21日、台湾東部でM5.9(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

 深さは45km(気象庁)です。

 台湾東海岸で震度5が記録されています(図2)。

 圧縮軸が北西−南東方向の逆断層型の地震です。ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの衝突場で発生した地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 45 5.9
 防災科学技術研究所  53  5.6
USGS 58.1 5.6
台湾中央気象局 40.7 6.1
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
46 5.2



(図1)  震源付近の地震分布。1973年から2009年まで、M4.5以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所の結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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