与那国島南西沖の地震(2010年7月18日、M5.3)

 2010年7月18日、与那国島南西沖でM5.3(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

 深さは22km(気象庁)です。台湾で震度3、与那国島でも震度2でした。

南北方向に圧縮軸を、東西方向に拡張軸を持つ断層タイプです。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 22 5.3
USGS 27 5.1
防災科学技術研究所
F-net
38 5.0
 台湾中央気象局 15.4 5.3
 台湾広帯域観測網(BATS)  26 4.44 



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2009年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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