台湾東部の地震(2010年6月15日、M5.6)

 2010年6月15日、台湾東部でM5.6(台湾中央気象局)の地震が起こりました(図1)。

 深さは19km(台湾中央気象局)です。

 台湾東海岸で震度4が記録されています(図2)。

 圧縮軸が北西−南東方向の逆断層型の地震です。メカニズム解の精度が悪いため、断層の傾斜については不明です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 13 5.5
USGS 32 5.2
台湾中央気象局 18.9 5.6
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
16 5.14



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網とNIED:防災科学技術研究所の結果)。下半球投影。メカニズム解(NIEDカタログを使用)は深さ毎に色分けしている。


[戻る]