台湾東方沖の地震(2010年4月11日、M5.6)

 210年4月11日、台湾東方沖でM5.6(USGS)の地震が起こりました(図1)。

深さは16km(USGS)です。台湾中央気象局では深さ15.3kmとなっています。

 台湾東部の花蓮付近で震度3が記録されています(図2)。西表島でも震度1が記録されています。

 圧縮軸が西北西−東南東方向の、フィリピン海プレート内で発生した逆断層型の地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 26 5.2
USGS 16 5.6
台湾中央気象局 10 5.5
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
21 4.71



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網とNIED:防災科学技術研究所の結果)。下半球投影。メカニズム解(NIEDカタログを使用)は深さ毎に色分けしている。


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