台湾東方沖の地震(2009年7月14日、M6.5)

 2009年7月14日、台湾東方沖でM6.5(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

深さは34km(気象庁)です。

 台湾東部で震度4が記録されています(図2)。

 CMT解から判断すると、低角逆断層型の地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 34 6.5
USGS 35 6.2
台湾中央気象局 9.4 6.3
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
21 5.8
防災科学技術研究所
F-net
35 6.4



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2008年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。



(図2)震度分布。台湾中央気象局と気象庁・地方公共団体のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網、NIED:防災科学技術研究所、USGSの結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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