沖縄南方沖の地震(2009年7月7日、M5.7)

 2009年7月7日、沖縄南方沖でM5.7(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

深さは72km(気象庁)です。USGSやF-netでは震源深さが浅く決まっています。

 震源は琉球海溝の海溝軸のところです。フィリピン海プレート内で発生した、正断層型の地震です。


  深さ(km) マグニチュード
気象庁 72 5.9
USGS 15.8 5.7
防災科学技術研究所
F-net
5 5.6



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2008年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。


(図3)地震のメカニズム解(NIED:防災科学技術研究所の結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


[戻る]