台湾東方沖の地震(2009年6月25日、M5.1)

 2009年6月25日、台湾東方沖でM5.1(気象庁)の地震が起こりました(図1)。

深さは28km(気象庁)です。CMT解では深さ26〜29kmに決まっています。

 台湾東部で震度2が記録されています(図2)。

 BATSのCMT解から判断すると、低角逆断層型の地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 28 5.1
USGS 39 5.1
台湾中央気象局 18.4 5.3
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
26 4.4
防災科学技術研究所
F-net
29 4.7



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2008年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網とNIED:防災科学技術研究所の結果)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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