沖縄本島北西沖の地震(2009年3月27日、M5.6)

 2009年3月27日、沖縄本島北西沖でM5.6の地震が起こりました(図1)。深さは139km(気象庁)です。

 各地の震度は最大2でした。沈み込んだフィリピン海プレート内で発生した地震です。フィリピン海プレートによる異常震域の影響が出ているためか、震央距離が遠い場所でも震度が大きくなっています。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 139 5.6
防災科学技術研究所
CMT解
USGS NEIC 138 6.0



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。



(図2)震度分布。気象庁・地方公共団体のデータを使用。



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