宮古島東方沖の地震(2009年2月22日、M5.0)

 2009年2月22日、宮古島東方沖でM5.0の地震が起こりました(図1)。深さは64km(気象庁)です。いっぽう、防災科学技術研究所のCMT解やUSGS決定結果では深さ14kmおよび13.1kmと浅くなっています。

 

 海溝付近のフィリピン海プレート内で発生した正断層型地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 64 5.0
防災科学技術研究所
CMT解
14 4.8
USGS NEIC 13.1 5.0



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ40kmより浅い地震を表示している。細い線は活断層。



[戻る]