奄美大島東方沖の地震(2009年2月21日、M5.2)

 2009年2月21日、奄美大島東方沖でM5.2の地震が起こりました(図1)。深さは73km(気象庁)となっていますが、防災科学技術研究所のCMT解やUSGS決定結果では深さ5kmおよび24.2kmと、浅い震源となっています。

 
 海溝付近で発生した正断層型地震です。

  深さ(km) マグニチュード
気象庁 73 5.2
防災科学技術研究所
CMT解
5 5.3
USGS NEIC 24.2 5.5



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M3.0以上(気象庁による)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。等深線は沈み込んだフィリピ海プレートの深さを示している。


(図3)地震のメカニズム解、防災科学技術研究所による(2000年以降、M3以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。深さ40kmより浅い地震を表示している。細い線は活断層。



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