台湾南東沖のやや深い地震(2008年8月9日、M5.0)

 2007年7月23日、台湾南東沖の深さ60.3kmでM5.0(USGS)の地震が起こりました(図1)。

 台湾南東部の蘭嶼島で震度3が記録されています(図2)。

 沈み込んだユーラシアプレート内で発生した地震です。

深さ(km) マグニチュード
気象庁 122 5.4
USGS 60.3 5.0
台湾中央気象局 73.4 5.7
防災科学技術研究所
広帯域
68 5.2



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2005年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解。深さ40kmより深い地震を表示している。過去のメカニズム解はHarvard大による(1976〜2006年、M5以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


[戻る]