台湾北東部の地震(2008年6月02日、M5.3)

 2008年6月2日、台湾北東部でM5.3(USGS)の地震が起こりました(図1)。

深さは94km(USGS)です。

 台湾東部の台東付近で震度3が記録されています(図2)。沖縄県内では有感になりませんでした。

 圧縮軸が北西−南東方向の横ずれ断層型または逆断層型です。

   深さ(km) マグニチュード
気象庁 92 5.2
防災科学技術研究所
CMT解
86 5.2
USGS 94 5.3
台湾中央気象局 95.7 6.0
台湾広帯域観測網
CMT解(Mw)
88 5.12



(図1)  震源付近の地震分布。2002年から2007年まで、M4.0以上(PDEによる)。丸印は震源を表す。丸の色は震源の深さを示している。 ☆は本震の震央を示す。


(図2)震度分布。台湾中央気象局のデータを使用。


(図3)地震のメカニズム解(BATS:台湾広帯域観測網とNIED:防災科学技術研究所の結果)。他の地震のメカニズム解はHarvard大(1976〜2006年、M5以上)。下半球投影。メカニズム解は深さ毎に色分けしている。


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